タイトル:藤田田の「女と口」に学ぶゴルフ場のSNSマーケティング|男性75%でも女性をターゲットにする理由

日本マクドナルド創始者・藤田田氏が残した言葉「商売は『女』と『口』を狙え」という言葉から、ゴルフ場のSNSマーケティングについて考えてみます。
01|藤田田が重視した「女性」という市場(女と口)
日本マクドナルド創業者・藤田田氏をご存知でしょうか?
1971年、日本マクドナルドを設立したとても有名な実業家です。
彼の著書『ユダヤの商法』で語られた「女と口」という商売の鉄則があります。
これは簡単にいうと、女性の購買力と食べ物のように繰り返し需要が生まれるものこそ商機があるという考え方です。
この記事では特に、『女性』に焦点を当ててゴルフ場のSNSマーケティングに応用できないかと考えてみます。
なぜ藤田氏は女性市場に注目したのか??
時代は変わりましたが、私は女性の購買力だけでなく、SNSを通じた情報発信力にも大きな可能性があると考えています。
02|Instagramの閲覧者は男性75%。それでも女性をターゲットにする理由
私がSNS運用を担当しているゴルフ場のデータを見ると、閲覧者の約75%が男性です。
そして、日々の来場者割合を見ても約80%が男性客だと思います。
では、なぜ、女性が重要なのか?
理由は女性のお客様による口コミやSNSの情報拡散を期待しているからです。
実際にSNSを運用していると、女性のお客様が積極的に再投稿してくれる場面をよく目にします。
数字だけ見れば男性をターゲットにした投稿で狙うのは当然です。
ここで、あえて女性を意識した投稿を考えてみる。
「見てくれる人」と「情報を広げてくれる人」は必ずしも同じではない。
ちなみに女性の方が拡散力が強いという考えは、現時点では自分なりの仮説です。
03|女性のお客様がゴルフ場の営業担当になる
SNSではお客様自身が情報の発信者になれるのです。
ゴルフ場の広報は自分たちがどんな情報を発信するかを考えていると思います。
しかしお客様の情報発信もゴルフ場の宣伝効果は十分にあります。
ゴルフ場の風景や食事、実際にプレーしている風景などをストーリーズなどで紹介。
こういった投稿が増えれば、ゴルフ場の認知は必然的に上がるはずです。
お客様が自ら作成し、SNSなどに投稿するコンテンツをUGC(ユーザー生成コンテンツ)と呼びます。
このUGCで情報を拡散できるかで、ゴルフ場の集客は大きく変わるのです。
04|女性が思わず投稿したくなるゴルフ場づくり
では、どうすれば、女性が投稿したいと思っていただけるのか?
まず必要なのは、SNSの投稿内容を工夫することではなく、お客様自身が誰かに紹介したくなるゴルフ場をつくることだと思います。
写真を撮りたくなる景観や季節感のある演出。
魅力的なレストランの新メニュー。
清潔感のある施設や快適なサービス。
女性が参加したくなるようなイベントやコンペなどです。
このような取り組みはSNS担当者だけでなく、すべての部署の協力が必要となります。
ゴルフ場のマーケティングとは、SNSの投稿を作るだけではないのです。
05|自社の投稿数を増やすより、お客様の投稿を増やすという発想
ゴルフ場のSNS運用は自社の発信が中心となりがちです。
しかし、自社アカウントだけのフォロワーだけでは届く範囲に限界があります。
お客様の投稿によって、これまで接点がなかった人にも情報が届く仕組みを作る。
その発想がこれまでとは違う層のお客様に情報が届くきっかけになります。
タグ付けやメンションを促す仕組みを取り入れてみましょう。
またお客様の許可を得て、公式アカウントで紹介するのも効果的だと思います。
さらに重要なのは、タグ付け数やメンション数の変化を確認し、それがお客様の認知や予約につながっているのかを、できる範囲で検証していくことです。
女性を意識した施策が本当に拡散に繋がっているのかを数字で検証することが重要です。
06|まとめ|ゴルフ場の集客はお客様の発信力も活用する時代
この記事についてまとめです
- 女性のお客様の情報拡散力に注目する
- 情報を見る人と発信する人の違いを理解する
- お客様の情報発信・拡散がゴルフ場の認知を広げる
- お客様が思わず投稿したくなる仕組みを作る
- そのためにはSNS担当者だけでなくすべての部署の協力が必要となる
- 投稿数や拡散効果を検証して、改善を繰り返していく
最後に伝えたいこと:
ゴルフ場が「何を発信したいか」、ではなく「お客様が何を投稿したいか」の視点に切り替えることが、これからのSNSマーケティングには重要だと考えています。
この視点を持った時、女性のお客様の情報拡散力がいかに重要かがわかるはずです。

