Pythonのリスト型とは?

Pythonのリスト型は、複数の値を一つの変数で一括管理できる役立つデータ型です。関連するデータを一つにまとめたり、順序をつけて管理することが可能です。


リストの基本的な書き方

リストは、下記のように記述します。

# 数値のリスト
list_1 = [0, 1, 2]

# 文字列のリスト
list_2 = ["象", "キリン", "パンダ"]

print(list_1)  # 結果: [0, 1, 2]
print(list_2)  # 結果: ['象', 'キリン', 'パンダ']
  • 記法: [] の中に値をカンマ(,)で区切って記述します。
  • リストの要素: リストに含まれる値を「要素」と呼びます。

リストの特徴

  1. 順序がある
    • リストの要素には順序があり、最初の要素を「0番目」として数えます。
    • : "象" はリスト [象, キリン, パンダ] の「0番目の要素」です。
  2. さまざまなデータ型を含めることができる
    • リストは数値、文字列、そして別のリストを含めることも可能です。
    mixed_list = [1, "象", [2, 3]]
    print(mixed_list)  # 結果: [1, '象', [2, 3]]

要素へのアクセス

リスト内の要素には、**インデックス(番号)**を使ってアクセスすることができます。

animals = ["象", "キリン", "パンダ"]

# 0番目の要素を取得
print(animals[0])  # 結果: 象

# 1番目の要素を取得
print(animals[1])  # 結果: キリン

リストの用途

  1. データのグループ化
    • 関連するデータを一つにまとめて管理できます。例:客様リストや商品リスト
  2. 順序付きデータの管理
    • データが順番に並んでいる場合、リストを使うと簡単に処理できます。
  3. データの操作
    • リストは、要素の追加・削除・変更を行うことが可能です。

まとめ

  • リスト型は、Pythonで複数の値を一つにまとめて管理するのに便利なデータ型です。
  • 基本操作:
    • 作成: [値1, 値2, ...]
    • 要素の取得: リスト名[インデックス番号]
  • リストを使えば、順序があるデータや複数の値を簡単に操作できます。

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