【売上につながる考え方】KPIとは何か？マーケティング初心者でも分かる基本解説

2025年12月19日 2025年12月19日

nozomumichimura@gmail.com

KPIとは何かをマーケティング初心者向けに分かりやすく解説。KGIとの違い、売上との関係、実務で使えるKPI設計の考え方まで整理します。

はじめに :「KPIが分からない」状態で止まっていないか

マーケティングの話になると、必ず出てくる言葉が「KPI」です。
一方で、「なんとなく重要そうだけど、正直よく分からない」「売上と何が違うの？」と感じている人も多いのではないでしょうか。

実際、KPIを正しく理解しないまま施策を進めると、数字を追っているのに成果が出ない、という状況に陥りがちです。
この記事では、マーケティング初心者でも理解できるように、KPIの基本的な意味から、売上にどうつながるのかまでを整理して解説します。

KPIとは何か？一言で分かる定義

KPIとは、**目標に向かって正しく進んでいるかを判断するための「途中経過の指標」**です。
正式には Key Performance Indicator（重要業績評価指標） と呼ばれます。

ポイントは、KPIは「結果」ではなく、結果に至るプロセスを測る数字だという点です。
マーケティングにおいては、「この数字が改善すれば、最終的に売上も伸びる」と言える指標をKPIとして設定します。

KPIとKGIの違いを理解することが最初の一歩

KPIを理解する上で欠かせないのが、KGIとの違いです。

KGIは「最終ゴール」を示す指標です。
たとえば、売上◯円、利益率◯％といった数字がこれに当たります。

一方でKPIは、そのゴールに到達するための分解された指標です。
KGIだけを追っていても、「次に何を改善すべきか」は見えてきません。
KPIがあることで、初めて具体的な改善行動が決まります。

売上はKPIに分解できる

マーケティングでは、売上を次のように分解して考えます。

売上＝顧客数 × 購入頻度 × 購入単価

この3つは、すべてKPIになり得る指標です。
たとえば、「顧客数」を伸ばすのか、「リピート率」を高めるのか、「単価」を上げるのかによって、取るべき施策は大きく変わります。

KPIとは、「今どこを伸ばすべきか」を判断するためのレンズだと言えます。

良いKPIと、意味のないKPIの違い

意味のあるKPIには共通点があります。
それは、数字が動いたときに、次の行動が自然に決まるという点です。

たとえば「問い合わせ数が減った」と分かれば、広告や導線を見直すという判断につながります。
一方で、売上やPV数だけをKPIにしてしまうと、数字は見えても改善策が曖昧になりがちです。

KPIは管理のための数字ではなく、意思決定を助けるための道具です。

マーケティングでKPIが機能しない原因

多くの現場でKPIが機能しない理由は、「設定して終わり」になっていることです。
KPIは、定期的に振り返り、「なぜ動いたのか」「次に何を変えるのか」を考えて初めて意味を持ちます。

KPIが形骸化している場合、数字ではなく行動を見直す必要があります。

まとめ : KPIは売上を生むための思考ツール

KPIとは、売上を直接生む魔法の数字ではありません。
しかし、売上に至る道筋を明確にするための、最も重要な思考ツールです。

マーケティングで成果を出すためには、KGIだけでなく、KPIを通じてプロセスを管理し、改善を積み重ねることが欠かせません。
まずは、自分のビジネスで「どの数字が動けば成功と言えるのか」を考えるところから始めてみてください。

📲 最新情報はInstagram＆TikTokで発信中！

データ分析 × 集客に役立つヒントを連日紹介中！

飲食・ゴルフ・観光業界の最新トレンドや、すぐに使える改善アイデアも発信しています✨

フォローして最新情報をチェック！

🔻 Instagramはこちら

＠d_star.2025
@dstar_golf
@michi_aitool

🔻 TikTokはこちら

@dstar4964

＼最新情報をチェック／

カテゴリー: マーケティングコラム、マーケティング戦略

カテゴリー