Web予約時代にゴルフ場の価値を高める人的販売とは何か。常連客と3rdプレイスの視点から考える

Web予約が主流になった今でも、ゴルフ場における人的販売は重要な意味を持つ。常連客がスタッフとの関わりを求める理由を、3rdプレイスという視点と現場経験をもとに整理する。


目次

  1. Web予約が主流になった今、ゴルフ場で起きている本当の変化
  2. 常連客になるほど、スタッフとの関係を求める理由
  3. ゴルフ場を3rdプレイスとして考えると、すべてが腑に落ちる
  4. 人的販売は集客手法ではなく、ゴルフ場の価値そのものになる
  5. まとめ|Web予約時代に人的販売が持つ本当の意味

1. Web予約が主流になった今、ゴルフ場で起きている本当の変化

ゴルフ場の予約は、完全にWeb中心の時代になりました。空き枠の確認、料金の比較、予約の確定まで、スマートフォン一つで完結します。この変化は、利便性という意味では間違いなく前進です。

ただ、現場に立っていると、予約数や導線改善だけを見ていては説明できない変化も感じます。Web予約が当たり前になったことで、ゴルフ場に求められる価値そのものが、少しずつ変わってきているのです。

実際に起きている変化を整理すると、次のような流れがあります。

  • 初回利用者は、価格や立地、口コミなど合理的な情報を重視する
  • 利用回数が増えるにつれて、判断基準が数字以外の要素に移っていく
  • 最終的には「どこでプレーするか」より「どこに行きたいか」で選ばれる

Web予約は、ゴルフ場を「比較される存在」にしました。一方で、比較に慣れた利用者ほど、どこかでその合理性に疲れていきます。その結果、条件では説明できない居心地や安心感が、選択理由として浮かび上がってきます。

この段階に入ると、人的な要素は付加価値ではなく、ゴルフ場の価値そのものに近づいていきます。


2. 常連客になるほど、スタッフとの関係を求める理由

私の現場での経験として、強く実感していることがあります。それは、常連客になるほど、スタッフとの関わりを求める人が増えるという点です。

最初は、誰もが条件でゴルフ場を選びます。しかし、何度も足を運ぶうちに、その判断軸は自然と変わっていきます。受付で顔を覚えられる、名前を呼ばれる、天候や体調を気にかけてもらう。こうした一つひとつは、決して特別なサービスではありません。

それでも、この積み重ねがあるかどうかで、ゴルフ場の印象は大きく変わります。単なる予約先から、自分にとって落ち着く場所へと変化していくのです。

この段階に入った常連客は、合理性だけでは動きません。多少の不便や価格差があっても、「あそこに行きたい」という感覚で選びます。Web予約がどれだけ進んでも、この感覚は消えません。


3. ゴルフ場を3rdプレイスとして考えると、すべてが腑に落ちる

この現象を整理するうえで、ゴルフ場を「3rdプレイス」として捉えると理解しやすくなります。家でも職場でもない、自分が安心して過ごせる第三の居場所です。

常連客にとってのゴルフ場は、次のような性質を少しずつ帯びていきます。

  • スコアや成果だけを求められない場所
  • 余計な説明をしなくていい人間関係がある場所
  • 気分転換やリセットのために行ける場所

ゴルフはプレー時間が長く、同じ場所に繰り返し通う性質があります。そのため、他のレジャーよりも人との関係性が育ちやすい。ここに、人的な関わりが強く作用します。

この視点で見ると、人的販売の意味は大きく変わります。それは何かを売る行為ではなく、場の空気を支え、居心地を維持する役割になります。常連客と上手に付き合えるスタッフがいるだけで、その存在自体が来場理由になる。この感覚は、現場にいれば決して珍しいものではありません。


4. 人的販売は集客手法ではなく、ゴルフ場の価値そのものになる

Webと人的な関わりを対立させる必要はありません。Webは入口をつくり、人的な関わりは関係を育てます。この役割分担ができているゴルフ場ほど、常連客の定着は安定します。

Web予約によって新しい利用者が入り、人的な関係によって居場所として定着していく。この循環が回り始めると、価格や条件だけでは揺らがない強さが生まれます。

人的販売とは、効率化の時代に取り残されたものではありません。合理性が満たされた先で、価値を発揮する要素です。常連客にとってゴルフ場が3rdプレイスになるかどうかは、設備よりも、人によって左右される場面が多いのが現実です。


5. まとめ|Web予約時代に人的販売が持つ本当の意味

Web予約が主流になったことで、ゴルフ場は便利で比較しやすい存在になりました。しかし、その先で選ばれ続けるかどうかは、別の要素によって決まります。

常連客になるほど、人との関わりを求めるようになる。この現場感覚は、ゴルフ場を3rdプレイスとして捉えると自然に理解できます。人的販売とは、予約を取るための手段ではなく、ゴルフ場という場所の価値を形づくる存在です。

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Webで人を集め、人で関係を育てる。この視点を持てるかどうかが、Web予約時代のゴルフ場運営を大きく分けていきます。

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